住宅ローンの資金計画をFPに相談するメリットとは!上手なローンの組み方を解説!

マイホーム購入は、人生における大きな買い物の一つです。コンビニで珈琲を買うのとはわけが違いますよね。マイホーム購入には大きい負担がかかるため、資金計画を慎重に決めなければいけません。

住宅ローンの上手な返済方法をご紹介!

詳しくはこちらから
住宅購入を検討中の方必見!
住宅ローンの上手な使い方のまとめ!

目次

資金計画と、ライフプラン設計の重要性

マイホームの購入の為の資金計画を立てる際には、まずは毎月の家計を調べて家族と話し合うことが大切です。
家の購入以外に生活費・教育費・保険料・娯楽費等さまざまな出費がありますよね。将来の為に貯蓄も考慮しなければなりません。大きな出費が必要になるタイミングもやってきます。
将来のそのような資金の流れをシミュレーションして計画を立てていくことを「ライフプラン設計」といいます。
「ライフプラン設計」と一言でいっても、なかなかご自身で計画しようとするのは難しいものです。人生におけるあらゆる資金計画は考えている以上に広域です。
そこでお勧めなのがファイナンシャルプランナー(以下FPとする)への相談です。
FPは、お客様の収支や家族構成、資産状況等を踏まえてライフプランを組み、資金計画を立て、将来に向けてどのように対処していけばよいのかをアドバイスすることを職業としている、言わば「お金のスペシャリスト」です。


FPは、各家庭それぞれのライフプランを考慮し、将来の希望を叶える為にいろいろなアドバイスをしてくれます。たとえばマイホーム購入について検討した際、独立系のFPに相談すれば、ハウスメーカーではないので購入に向けてのシミュレーションばかりに焦点を当てること無く、その後の返済計画や他のライフイベントにできるだけ影響を与えない、負担の少ない方法を相談できるでしょう。
FPは、家計や保険の見直しだけでなく、税金対策や資産運用、不動産、相続・事業継承等お金にまつわる様々な知識を持っています。また、金融政策関連の知識も必要とされる職業ですので人生における重要な買い物である、マイホーム購入のアドバイスをもらうだけの信頼はあります。
住宅ローンは、20年・30年(一般的に35年で組みます)等契約期間が非常に長期になるので将来を見据えた長期的なライフプランを考慮して借入額を決めなければなりません。
FPは、現在の状況だけでなく、将来も考えたライフプラン設計のシミュレーションを得意とする職業です。

金利タイプの選択とローン控除利用を活用

住宅ローンの返済に関して、重要なことは金利のタイプを選ぶことです。
金利タイプの種類には「固定金利型」、「変動金利型」、「固定金利期間選択型」があり、各金融機関によって金利の設定が異なります。

各家庭によってどの金利設定が適しているか、FPの方にそれぞれシミュレーションをしてもらって大体の金額が目で見てわかると選択もしやすくなるでしょう。
住宅ローンを組む際は、将来必要な費用についても考慮する必要があります。
一般的に返済額が手取り年収の25%以内であれば、無理なく返済できると考えられますが、教育費が重くなったり、突然の出費がかさむような時期に手取りの25%を超えてくると返済が厳しくなる可能性が高いです。
できれば世帯年収の20%以内に収まるのが理想です。そして、返済期間の設定は、借入時の年齢・借入総額・定年までの年数を考慮し、無理のない範囲で設定するのが良いでしょう。
もしくは、退職金などで繰り上げ返済をして、リタイア時には完済できるように計画できれば良いですね。

マイホーム購入でかかる費用

マイホーム購入の際には、購入代金以外にも諸費用がかかります。各種税金、手数料、火災・地震保険料、引越し代(+住宅ローン諸費用)等です。それらの費用の支払いも含め、いくら支払っていく必要があるかを考えなければいけません。
さらに、節税のためにも必ず利用したいのが住宅ローン控除です。
借入者の年収が2000万円以下であれば、条件はいくつかありますが一般住宅で3000万円までのローンを組んでいれば、(2023年であれば新築から)13年間、ローンの毎年の年末残高の0.7%が控除される制度です。
これは、自動的に控除されるものではなく、本人の申請が必要ですので注意が必要です。
税制に関してもFPの必要知識の範囲ですので、いろいろアドバイスをもらえます。
法律改正や税制改正はよくあるので、常に知識の研鑽が必須です。
その点、FPは講習会や講演会等に出席し知識をアップデートする義務があるので信頼できるでしょう。ライフプランを考える時は現在の状況はもちろん、将来も見据えた資金計画をきちんと立てる事も重要です。なかなか開示しにくい資産状況や貯蓄額等ですが、将来設計に必要な事柄を伝えなければ正確なプランニングはできません。

FPに相談すべき理由とは?

資金計画をどう組み立てればよいのかを親身になって提案してくれるFPの方に出会えるのが理想です。
FPの職業倫理として守秘義務を遵守する義務があるので、依頼された目的以外に知り得た情報は使用しません。依頼の際に必ず説明されるでしょう。
それぞれの家庭の状況に寄り添って、資金計画や保険の見直し、節税対策や教育費・老後資金等について、将来を通したきめ細やかな提案を受けられる点がFPへ相談をするメリットだと思います。
夢のマイホーム、購入できたとしても毎月の返済に苦労して生活を圧迫し、結局手放さなければならなくなったり、老後も返済のために働かなければならないことになってしまっては後悔ばかりの日々になってしまいます。
そうならない為に、将来を見据えた資金計画を提案してくれるFPに相談してみてはいかがでしょうか?

住宅ローンの上手な返済方法をご紹介!

詳しくはこちらから
住宅購入を検討中の方必見!
住宅ローンの上手な使い方のまとめ!

記事の監修

ファイナンシャルプランナー 石井 悠己也

石井 悠己也
2級ファイナンシャル・プランニング技能士、証券外務員Ⅱ種
2010年から外資系金融機関にてコンサルタントとして従事、教員を中心に2000件以上の相談実績を重ねる。 その後、2021年よりFP Office所属。 住宅から金融、その他暮らしに関する幅広い経験と知識を活かし、顧客に寄り添ったわかりやすい説明には定評がある。 得意分野は、コンサルティング力を活かしたリスクマネジメントとアセットアロケーション。

メッセージ
私の仕事は “お客様のライフプランを叶えるためにお手伝いをすること” ぜひ私と一緒にお金のこと・将来のことについて考えてみませんか?

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

■ペンネーム
Mare8
■不動産歴
6年
■保有資格
宅地建物取引士、AFP
■得意なジャンル
不動産売買関連
■自己紹介
不動産業界歴は6年目です。不動産会社でパート勤務をしています。業務では、主に土地の売買仲介に携わっています。現地調査から役所調査、契約関係書類の作成をしています。
将来的に避けて通ることはできないであろうと思い、空き家対策関連の講習等に参加したりしてノウハウを勉強中。
宅建士とAFPの資格を保有していますので、その知識を活かしてお客様の相談にもたまに対応させていただいています。
経験を活かした執筆ができればと思います。

目次